法人概要
| 会社名 | 合同会社キングコング |
|---|---|
| 所在地 | 〒903-0804 沖縄県那覇市首里石嶺町4-199 徳元ビル2F TEL:098-917-1221 FAX:098-917-1222 Mail:king.gorilla1221@gmail.com |
| 代表 | 仲地 宗幸 |
| 設立 | 2020年4月1日 |
| 事業 | 就労移行支援、自立訓練（生活訓練） |
代表の思い
めんどくさいはおもしろい
なにかと効率的、合理的なことが求められる世の中です。生活から「めんどくさいこと」 がどんどん減ってきました。手っ取り早く便利に物事が進むようになった一方、少し心配 もあります。それは、本来人が生きていくうえで当たり前にある煩わしさまで避けるよう になっているのではないかということです。人と人が共に生きていくということは、想い や考えを伝え、相手はそれを受け止め、そして両者で折り合えるところを探すという煩わ しいコミュニケーションの連続です。職場の人と、ご近所さんと、親戚と、どうしても必 要な「お互いを尊重し、理解しようとし、共に在る」という過程を抜きに私たちに豊かな 精神性（多様な価値を認める心）は育たないと思っています。
共に働く（混ぜる社会の手段は共に働くこと）
共に働くということは、お互いを理解するとてもいい手段です。仕事の目的に向かって、 どうやったらできるようになるか、もっとできるようになるかを共に考え続けるからです 。共に働く人が多様であるほど、その組織は柔軟でしなやかでいられると考えます。
そんな多様なメンバーのひとりに、障がいのある人もいて欲しい
どんな障がいや状況にあっても、その人にしかない強みがあります。その強みは隠れてい たり、一見弱みに見えているかもしれません。強みを見つけ、育て、障害がいのある人も 共に働く。働くことで多くの成長がうまれます。人は成長の実感で喜び、さらなる喜びを 求めて成長します。様々な人が共に働くということはその環境にとっても、個人にとって も、好循環をうむ可能性を秘めています。私たちは、障がいのある人の就労支援を通して 、より良い社会・環境づくりをしていきたいと考えています。
代表社員仲地宗幸
キングコングの支援への思い
よく感じ、よく知りたい
新しい環境に向かうことは勇気のいることです。歩いたり走ったり一旦止まったり。時に は振り返って進んできた道を確認してみたりと、その時その時でペースは違うはずです。 「できそう」の芽はどこに芽吹くのか。今どういうペースで仕事に向かっているのか。 私たちはその人を正確に、深く知ろうと努力をします。ほんとうは難しい「よく知る」と いう当たり前を、きちんと。
できそうの芽を見つけ大きくします
私たちは本人が「できそう」と思える芽を大切に育んでいきたいと考えています。「今で きない」ということは「将来できる」可能性が多いということ。できないこと、できない と思っていることが多くても、働きたい気持ちと少しの行動で、「できそう」の芽は出てきます。 なので、今できないことが多くても是非一緒に取り組んでいきましょう。
ゆっくり、しっかり
働くためには、自分のことを知っておくことも大切です。たとえば清掃活動をしていますが、清掃のプロを目指しているわけではありません。 清掃という作業を通して自分の心身の状態を確認したり、仕事内容の向き不向きを考えることができる時間にしています。 そんな時間を過ごしてみて、外に出て仕事にもう一歩近づきたいと思った時は、企業実習 を行います。希望する業種で企業実習を行うことで、そこで働くイメージをより明確にす ることができます。「よし行けそう」なら実際の仕事探しから就職へ、「少し不安」なら もういちど事業所で一緒に考えていきます。ちょっとずつ挑戦しながら、「よし行ける」 が来るまでじっくりと。働くことの土台づくりをしていきましょう。
暮らしもまるごと
仕事をする、仕事を続けるには、地に足がついた生活が支えになります。仕事のことだけ でなく生活のことや困っていること、趣味や楽しみについても話を聞きたい。苦手なこと は頼ったり、得意なことはおすそ分けしたり。時には医療の助けを借りながら。いい感じ でいられる自分で、のぞむ暮らしができるように、一緒に考えて整えていきたいと思いま す。